便秘の種類

ここでは便秘の状態についてお話していきます。
便秘には大きく2つ

①器質性便秘
②機能性便秘

に分けられます。

《1》器質性便秘は・・・
胃や小腸、大腸の機能低下によって起こるもの。

《2》機能性便秘は、3つに分けられます。
①弛緩性便秘
腸の蠕動運動の低下によって起こる便秘で、食事量の
不足や運動不足など生活習慣によって引き起こされ
ます。

蠕動運動とは・・・
まず胃の蠕動運動は、食べ物が胃の中に入ってきた時に、よく混ぜて細かくして粥状にして次の行先の十二指腸に送り出すことです。
では腸の蠕動運動とは何をするのかというと、消化して腸まで届いたら小腸から大腸へと最終ゴールの肛門に向けて移動させていくこと。
その運動を蠕動運動といいます。

 ②痙攣性便秘
大腸が痙攣して収縮するため起こるもので、原因は
ストレスや自律神経失調症などによります。

胃や腸って副交感神経優位だと調子がいいんですよね。
でもそれが弱くなってくると、腸の蠕動運動も鈍くなり
痙攣してきます。便秘と下痢を繰り返すのもこのタイプ
ですね。

③直腸性便秘 
大腸の1番最後の部分、直腸でなんらかの原因で便が
詰まり、直腸の感覚が鈍くなってしまうもの。
これは、下剤などの薬の常習化や便意がきても
抑制してしまうのを繰り返しているとなります。

仕事中や出先にいると我慢してしまう事って多いですよね。
それが度重なると、便が出たい!と信号を送っても、その信号を受け取ることが
難しくなる。受け取る神経が麻痺してしまうんですね。

 

一言で便秘といっても、人それぞれなんですね。
一番多いのは、弛緩性便秘でしょうね。
あとは、女性はダイエットによって便秘になるケースも
多いですね。

食事をしてからどの位の時間で便意を感じるか。
そこを1度自分で計ってみてはどうでしょうか?
それを無視すると、腸だってそっぽ向きますよ~